BUG-DASH 競 技 規 則
第 2 章 競 技 規 則第1条 ドラッグレース定義
BUG-DASHドラッグレースは、スタートラインよりスタートシグナルによって走行を開始し、E/T(スタートラインからゴールラインまでの区間走行タイム)を競う競技とする。走行距離はSS1/8マイル(201.65m)で行なうことを原則とするが、開催場所・開催クラスによって変更する場合もある。
第1条 シングル走行
1台での走行となる。この場合、、コースアウト等の失格事項を行なった場合は無効となる。
第2条 競技概念
競技は原則として最低計2回のタイムトライアルとする。各クラスの全走行における最高E.Tによって勝者を決定する。
第3条 走行レーン選択
各ヒートの走行レーンは競技会事務局からの指示による。
第4条 走行規則
1.エンジンスタート
全ての競技車両は電気式等のスターターによるエンジン始動を義務付ける。押しがけによる始動は認めない。競技中のエンジン始動はコース員の指示に従って行なうこと。
2.バーンナウト
競技走行前に駆動輪を空転させ、タイヤを暖めることをバーンナウトと呼ぶ。
1 バーンナウトエリア
バーンナウトはコース上のバーンナウトエリアのみで行なう。パドック他等のバーンナウトエリア外でのバーンナウトを禁止する。
2 バーンナウトの規制
バーンナウト中における競技車両の方向転換は認めない。
3 バーンナウト中における危険と見なされる行為は認めない。
4 バーンナウト時にはいかなるものも車両に触れたり掴まってはならない。
5 バーンナウトの際に使用できるのは水のみとする。水はオフィシャルのみが扱う。
6 バーンナウト時にセンターラインをオーバーした場合に失格とはならない。
7 バーンナウトの時間と距離は適正に行なう事が望ましい。
3.ドライホップ
ステージング前に瞬間的な急発進を行なうことをドライホップという。
1 ドライホップはバーンナウトエリアからプレステージラインの間で行なう。
2 ドライホップの規制
ドライホップは1回のみ許される。バーンナウト後にスタートラインを越えることは認めない。
3 車体のコントロールを失うドライホップを行なった競技者は失格とする。
4 ドライホップは周囲の安全を充分に確保して行なうこと。
4.ステージング
ステージングを完了する事によって、スターターがスタートシステムを作動させ、スタート開始となる。ステージングを行う場所をステージングエリアと呼ぶ。
1 ステージング義務
競技に参加する全車両はステージングを行なった後にスタートしなければならない。
2 ステージングライン
ステージングラインの確認は肉眼によって行なうこと。電子機器等の機械による車両の誘導を禁止する。プレステージビームまでのクルーによる誘導を認める。
3 ステージング時の失格・禁止事項
1 ステージライト点灯後にクルーが車両に触れることを禁止する。車両の進路修正等はステージライト点灯前に行なうこと。
2 ステージングに過度な時間を掛ける事を禁止する。ステージング完了までは適度な時間を費やしても良いが、著しく遅い場合(限度10秒以内)は失格の対象になる。失格の判断は、オフィシャルが行なう。
3 有効なステージング完了後に再度ステージングをやりなおす事を禁止する。
5.失格・禁止事項
1 エンジンの不始動
エンジンスタート指示を受けながらもエンジンが始動しない場合、または故意にエンジンを始動しない場合は失格とする。但し、オフィシャルの判断で決定する。
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